本校の校訓に「質実にして勤労の美風を養うべし」という言葉があります。
辞書などでは、
「質実」は、飾りけがなく、まじめなこと。質素で誠実なこと。
「勤労」は、心身を労して仕事に励むこと。
「美風」は、よいならわし、美しい風習。 などど記載されております。
この校訓は、「まじめに働くこと、仕事に励むこと、こうした考えや心構えを美しく守り続けてほしい」といった考えではないかと私はとらえました。
生徒の皆さんはいかがでしょう。
本校の進路状況ですが、令和6年度の例ですと進学が45%、就職が55%です。
毎年、進学、就職の割合はそれぞれ50%前後を推移しています。
高校の卒業と同時に職業に就く方もいれば、進学をして、その後に職業に就く方もいるでしょう。
水戸農業高校の卒業生お一人お一人が、生涯にわたって「まじめに働くこと」「仕事に励むこと」、この考えを養い続けてくださっていることで、本校は地域社会からの厚い信頼をいただいております。
皆さんにも、この校訓が意味することを、日頃の農業学習や特別活動の中で、考え、行動し、美風を養い続けてください。
令和7年7月11日(金) 校長 堤祐二
農場の夏をご紹介します。