<己を律する、自分を律する>
この言葉は、「自分で一定の規律を設けて自身をひきしめる」という意味に置き換えられます。
「己を律する、自分を律する」の「己や自分」はもちろん皆さん一人一人です。
一人一人の考えはそれぞれによって異なります。
このため社会では、法律や条例などの規則を定めています。
そして学校では、社会の規則やその考えを踏まえ、教育目的を実現していく過程において、皆さんが遵守すべき生活上、学習上の規律として「校則」を定めています。
水農では、校是や校訓のもとに目指す学校像を掲げ、その上で、先生方の適切な指導のもと教育活動が進められ、そして皆さんが学校生活や学習活動等の規律を遵守することで、教育目的の実現が図られます。
ここで、水農の目指す学校像を紹介します。
心身の健全な発達を図り、 自主性・実践力に富む社会の有為な形成者としての人格の完成を目指し、 農業経営者・関連産業技術者を育成する。
一 知・徳・体を身に付けた社会に有為な人材を育成する学校
一 生徒一人一人の進路希望の実現を支援する学校
一 魅力ある農業教育を実践し、将来の農業経営者・関連産業技術者を育成する学校
一 体験学習等を通して、コミュニケーション能力を磨くことができる学校
一 地域社会の関係機関・団体・住民等と連携するとともに、それらに開かれた学校
「先生方の適切な指導」とは、学校生活や学習活動等の中の指導において、「規則を守らせる」ではなく「規則を守ることの大切さを知る」を視点においていることです。
具体的には、
・内省を促し、主体的・自律的に行動することができる。
・自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省み、そして自ら気付くことができる。
・先輩や後輩、友だちなど周りにいる方との支え合い学び合うことができる。
こうしたことができるようにすることです。
皆さん、校訓の一つに「校規を恪守(かくしゅ)し師長を尊敬し学友相親しむべし」があります。
校規は「校則」、恪守は「守る」、師長は「先生や目上の方」、相は「ここでは『助ける』の意味でしょうか」です。
この校訓は、「校則を守り、先生や目上の方を尊敬し、学校で学ぶ友だち同士が助け合い親しみ合う」ということになります。
いつの時代でも「律する」ことは大切です。
皆さんには「校訓」と「校是」を大切にして学校生活を有意義に過ごしてください。
令和6年7月19日(金)校長 堤祐二
令和6年7月5日(金)に第76回茨城県学校農業クラブ連盟大会(発表部門)が茨城県青少年会館におきまして開催されました。本校は最優秀賞を3点、優秀賞を6点受賞しました。
次の写真は表彰の様子です
