令和6年度 北海道農業実習 報告

1.目  的 北海道の大規模酪農家、畑作農家での農業実習や風俗・文化に触れるなどの体験を通じ

て、健全なる心身の育成を図る。

 

2.日  時 令和6年8月4日(日)~10日(土)

5日(月)~9日(金) 各農家での実習   

4日(日)酪農学園大学視察研修

9日(金)帯広農業高校生徒交流研修

10日(土)札幌市内文化体験

 

3.場  所 北海道清水町および札幌市周辺

 

4.参加生徒 農業科・畜産科・園芸科 生徒 7名

 

生徒感想  私は北海道には初めて行くので、ワクワクと共に一緒に参加する人達と上手くやれる

か、農家さんに迷惑をかけないかと不安でした。しかし、受け入れてくださる農家の方々

や、清水町の方々が温かく迎えてくださり、不安は消えていました。

       実習は想像以上に大変で、搾乳や仔牛の世話を行いました。搾乳する牛は100頭くらい

いて、乳房炎にならないように一頭ずつ丁寧に搾乳しました。終わるのに2時間半かかり大

変でした。しかし、牛と関わる中で、それぞれの性格や特徴を覚えることが出来て、面白か

ったです。仔牛の世話は、ミルクをあげたり、餌をあげたり、敷き藁の交換をしました。元

気よくミルクに飛びついて、すごい速さで飲み干していた姿がとても印象に残っています。

今回の実習を通して、農家さんは朝早くから作業をして、一日中重労働をする日々を毎日

続けていることを知りました。普段から当たり前に食べている乳製品は、たくさんの人の苦

労のもとにできていることを再認識し、感謝の気持ちが溢れました。今回の実習で、牛が大

好きになり、北海道で働いてみたいと思いました。簡単なことでは無いですが、今回の経験

を生かして、自分の将来の道を歩みたいと思います。