お知らせ

農場部 畜産科  

 令和5年7月1日(土)本校畜産科にて和牛甲子園出場に向けて、全農グループのご指導の下、和牛飼育の技術指導、和牛の食味体験がありました。

 現在、畜産科では和牛甲子園出品牛の飼育を行っています。昨年5、6月に導入した2頭の和牛は現在23カ月齢となり順調に成長しています。今回の定期技術指導では、敷料替え、ブラッシングを行いました。敷料に使用するのは、おがくずで、肥育後期は転倒すると起き上がれなくなる事故につながるため、普段より厚く敷料を準備するようにとご指導いただきました。

 また、和牛の肉質については、茨城県の銘柄牛である常陸牛と本校OBが生産する水戸牛の食べ比べを行いました。生徒たちは、肉の味や脂の様子を意識しながら食べ比べをしました。生徒からは「常陸牛は柔らかく脂がすごい!水戸牛はさっぱり食べられる!」という感想で、お肉を食べた時の表情はとても明るく、自分たちが育てた牛も消費者の方においしく食べてもらいたいと、肥育後期の飼育にも力を入れたいと話していました。

 全農グループ、本校OBの方々と交流会をとおして、飼育技術や和牛飼育のやりがいなどのお話を伺いました。最後に、本校OB小松本魁人様より軽くて作業しやすい軽量スコップを寄付していただきました。大切に使わせていただきます!ありがとうございました。

 

グループディスカッションの様子                         チーム水農!一丸となって頑張ります!

 

和牛試食では自然と笑顔に               OB小松本さんより軽量スコップの贈呈