お知らせ

「生徒指導」という言葉を耳にすると、「生徒たちが何かことをしてしまった」と感じる方が多いでしょう。しかしながら本校の生徒指導は生徒支援と生活指導です。

「ことをしてしまった」を、多くの先生方で、その背景、ことの経緯に至った生徒の心情、そして何より、生徒の今後の学校生活がいかに有意義に過ごせるかを知恵を出し合い、考え、

時には、先生方同士で喧々諤々(けんけんがくがく)し、生徒の未来のために労を惜しまず話し合っています。その熱意に「水農愛」を感じることができます。私は水農の未来は今後も輝き続けると思っています。

 

こうしたことにたどり着いた本校の先生方の行動があります。

 

それは、朝の立哨指導です。

生徒たちの中には、もしかすると、「どうして、先生は毎日生徒昇降口に居るのだろう」などと感じ取る方もいるでしょう。

 

これが、生徒たちの心に寄り添った水農の生徒支援と生活指導のはじまりです。

 

昇降口で、多くの先生方が生徒一人一人に声をかけ合い、生徒の表情を確認し、生徒の服装等の乱れを正し、そして、授業に臨む態度を養い続けるよう指導しています。

ここで「態度」には一般的に「身に付ける」という言葉を使います。しかしながら、ここでは「養い続ける」という言葉を使いました。その理由は、今後、地域や日本、世界で活躍するために必要な「態度」を「生涯に渡って養い続けてほしい」という願いがあることから「養い続ける」という言葉を使いました。

 

生徒の皆さん、高校生活は多感な時期です。そして「思春期」真っただ中です。

友だちと意見や考え方等でぶつかることもあるでしょう。あるいは、意気投合してホームルーム活動や生徒会活動等を前向きにかつ建設的に取り組むこともあるでしょう。

 

いずれにしても、先生方は皆さんの心とその行動をしっかりと受け止め、適切な指導助言をしてくれることは間違いありません。

安心して、そして先生方を信じ、未来に向かって、実りある学校生活を送ってください。

 

令和6年6月21日(金)

校長 堤祐二

朝の立哨指導の様子です。